以前ご紹介した
手刺繍ポシェットと同素材で作られた
ミニ財布です☆
柔らかな質感の牛革
立体的に縫い込まれた糸の厚みと
しっとりとした革の質感とのコラボレーション♪
L型に開いて、中身が見易く使いやすい作りです。
カード類をまとめても良いですね。
手刺繍ポシェット(size 12 × 17 cm)には、
ゆったり入ります♪
*
肌触りの心地良いものは、
どんなに綺麗な接写の写真を撮っても、
文章で細かく説明しても、実物に触れて頂かない限り
伝わる事はないと思います。
お話はズレますが
盲学校を経て、京都大学文学部へ進学し博士号を取った
「広瀬 浩二郎」さんが、
目が見えていると視覚はすごく便利なので、
良い悪いは別にして、視覚に頼っちゃう。
見えてしまうと、わかったような気になるわけです。
でも、見るだけじゃ分からないことがあるでしょう。
だから、ふだん視覚に頼っている人にこそ、
もっと触る世界を伝えたいと意識しました。
中略
今の学校教育では、答えがなるべく早く
わかったほうが良いと強調されます。
だから、視覚は非常に便利で早い。そういう早さや、
正解に行きつくことを大切にする考え方も
もちろん否定はしません。
でも、時間をかけて、これは何だろうかと
自分で色々考えながら手探りする体験も大切にして欲しい。
感動的な体験は、40年経った後でもよみがえるかも知れない。
〜NHKハートネットより〜
ずーっと前のお話ですが、
老人ホームに商品を持って行っていた頃のこと・・
一人のおばあちゃんが、嬉しそうにコインケースを握って
ずっと離さなかった事があります。
どう話しかけても、嬉しそうに撫でているだけなので
困っていると、介護士の方が来てくださり
おばあちゃんに指文字で話しかけていました。
そのおばあちゃんは、長く目も見えず耳も聞こえないのだとか。。
介護士さん「気に入ったの?」
おばあちゃん「昔持っていたものにとても似ていたの」
そのお話を聞いた時、人の感覚ってすごいなぁ・・と。
広瀬さんの仰るように、
目にばかり頼ってないで、触れることも大事にしたいです。
長い雑談でした!
今月は休まず営業中〜☆
(7/1〜3日がお休みです)