2013年12月8日日曜日

Python Fair

パイソンバッグ & コモノフェア
12月14日(土)〜22日(日)
am11:00〜pm6:00

使い込んで行く程に美しく変化する
パイソンバッグと小物が揃います。


詳しい場所
MAP 


*期間中は、日曜・月曜も営業しています。
*尚、12・13日は、仕入れの為お休みとなります。




お気づきの方もいるかもしれませんが・・今回のDMデザインは、トランプモチーフ。^^
バッグの素材が、ダイヤモンドパイソンで・・パイソンはエキゾチックレザーで・・12月に開催で・・ダイヤ・・12・・んーー。。
と、頭の中をグルグル回しているうち、トランプになりました!笑 
そもそも、トランプのマークには意味があって、スペード=春、ハート=秋、ダイヤ=冬、クラブ=夏、なのだそうです。元々商人の扱う貨幣を意味しているのだとか。
気合いの入った秀逸の素材で、洗練されたデザイン。そして、熟練の職人さんの手により、細部まで拘り抜いて形になったモノ達が、勢揃いします。
一枚一枚カードをめくるような感覚で、ドキドキワクワクしながら、楽しんで頂ければ幸いです。
そして、先日の記事にも書きましたが、伝統の素材を使った小物たちも揃います。
良いモノに沢山触れて、良い一年の締めくくりとなりますように。

皆様とお会いできる事、心より楽しみにしています。



SOSAKUYA Miyazaki Guest House  Hiro.

2013年12月3日火曜日

次に繋げる


次の世代へ、大切に伝えたい事柄や、残したいモノが自分の中にあるのか。一年の終わりに近づくと、毎年思い返し、考えます。祖母や母が作ってくれた手料理も、その一つかもしれません。

革製品は、原皮と呼ばれる「皮」から、商品として使われる「革」へ加工する際に「鞣す」と言う工程があるのですが、文字を見て分かるように革を柔らかくする作業の事を言います。腐敗などの劣化を抑え、革特有の強度としなやかさを引き出します。一方、強固なものにする為に、敢て硬く加工されるものもあります。長い時間をかけてロウに漬け込む製法も、その一つです。複雑で手間のかかった素材には、時代を超えた高貴な雰囲気があるものです。
昨今の世の中には、様々な「良いもの」とうたわれたモノ達が溢れ、その中でも「トレンド」と呼ばれる一握りがもてはやされています。けれど、本当の良いものとは、様々な行程を経て生まれた秀逸な素材やパーツが、クリエイティブな化学変化を起こして形になったものなのだと思います。「トラディッショナル=伝統」には、そのモノの価値プラス、長い時間をかけて愛されてきたと言う実績が伴うのではないかと。

家庭の味とも言える、手料理もそれと同じで、受け継ぎ、次に繋げる為の「今」こそが、良いモノを生み出す為の”縫いしろ”のようなものであり、表から見える事は少ないれど、なくてはならない大事な時間なのだと思うのです。





亡くなった祖母は、うちに遊びにくる度に「揚げ菓子」と称したアンダギー(沖縄のお菓子)や、「かっぱ焼き」と言う変わった名前のクレープとパンケーキの中間くらいの焼き菓子をよく作ってくれました。^^
大きいボウルいっぱいに作っては「栄養満点!栄養満点!」と、笑いながら勧めてくれたっけ。。懐かしいな。
母はまだまだ現役で、お菓子こそ作らないけれど・・・孫達は、その手料理を楽しみに実家へ遊びに行く。酢豚やコロッケ、野菜のいっぱい入ったビーフンや、絶妙な味付けのバラ寿司、佃煮や梅干しまで全部自家製。面と向かってはなかなか言わないけど、どれも美味しくて、実家へ戻るとついつい食べ過ぎてしまうのです。^^
仕事が忙しいのを理由に今の自分はと言えば、どこをどう間違ったか「作ることが好き」の部分だけを受け継ぎ、料理はいつも手抜きばかり。。苦笑


誰かの為に形として残せるモノを作ったり、
誰かの心に刻めるような時間を過ごしたり与えたりする事は、
誰にとっても永遠のテーマのように思います。
そして、これまでの自分とこれからの自分が繋ぐべきものは、
沢山の優しさを背負った身近な大人達と、知らない強さを武器にした小さい子供たち。

上手く繋げていけますようにと・・
歳を重ねた両親の背中に誓うのでした。。





SOSAKUYA Miyazaki Guest House   Hiro.






2013年11月27日水曜日

温かなクリスマス

あとひと月でクリスマスですね。この時期、お店ではその年ごとにテーマを決めて、クリスマスツリーを作ります。
 宮崎県の木「フェニックス」をペイントしてツリーにしたり(上画像)、ダンボールで小さな家を幾つも作って、小さな街を作った年もありました。

 さまざまな資材を使い、試行錯誤しながらも少しずつ形にしていくのですが、手作りならではの「温(ぬく)もり」があるものが好きなので、基本的には家にあるもので使わなくなったものを素材として使うよう心掛けています。
 着なくなったロングスカートやコート(子供用でも可)は、ツリーの上になる部分をひもなどでまとめ、モミの木のような形にして、モールなどを飾り付けるだけで個性的なツリーができあがります。
 テーブル用の小さなツリーは、タンブラーやピルスナーグラスを逆さまにし、剝がせるタイプの両面テープ等を使って毛糸等でデコレーションし、松ぼっくりをのせてあげれば完成です。雰囲気のあるものにしたい時には、ロウソクの明かりも温かですてきです。
 クリスマスに限らず、手作りのものを飾ると「その日」を待ちわびる楽しみが温かなぬくもりとなって、目にする度にホッとできるのではないでしょうか。
 
下の画像が、撮影用に急遽作った簡易ツリーです。スカートとコートを重ねてます。^^
丸いコインケースでデコレーションすると、なんとなくそれっぽいでしょ?
ツリーの上部分には、大きめのリボンと天使。マフラーを巻き付けて、モールは、ただ垂らしただけ。。30分もあれば完成します。
着物とバッグをディスプレイした年も。↓
百均で買ってきた大きめのタンブラーに、毛糸をまぁるく丸めて木工用ボンドで接着したもの。ライトを当ててあげると、意外な表情が見れるのも楽しいんですよね♪
大量のダンボールを使って、ライティングボードを作ったモノ。
家の中から見える明り・・。
この年は、ダンボールハウスを80棟以上作って飾ったっけ^^;

個性的な家々の影も面白いです。

三角屋根は、よしえちゃん作。

その年のインフォメーション画像。


クリスマスツリーを、家に飾る事がなかった家庭で育ったおかげで、「買ってくる」と言う発想そのものが浮かばなかったのが良かったのでしょうか。いや、悪かったのかも?笑
厳かに過ごさなければならないはずの日が、「ただのお祭り」で終わってしまわない為にも、小さくても良いから、自分で何かを作ってみるという事を、是非!やってみて欲しいです。

2013年11月20日水曜日

CIMABUE・シンプルトートバッグ

CIMABUE(チマブエ)

シンプルな大人のトートバッグです。
金具を使用していないので、軽く、肩にかけた時に、かさばらない薄マチ設計。
書類などを入れ、お仕事用にも良いかもしれません^^

ちょこんと斜めに付いてる革ひも&さり気ないステッチワークが、控えめに個性を主張しているところが・・・なんだか可愛らしかったりして。笑 





◆チマブエフェア・23日まで開催中です◆


*Y山さん&S藤さん、画像見て悩んで下さい♪




オレンジ色の宝石

moquip
シックな色合いに、ガルーシャの輝きが美しい。ショルダーバッグ(奥)と、クラッチウォレット(右)です。
美しいのは、素材だけでなくそのフォルム。
硬くなりすぎない、なだらかなラインは、ファスナーを開ける時にストレスを感じさせない自然な弧を描いています。ダークなブラウンに鮮やかなオレンジの宝石(ガルーシャ)。落ち着きのある色合いだからこそ、一層輝いて見えるのでしょうね。
ファスナーは勿論「riri」
細部まで拘り抜いた逸品です★



2013年11月19日火曜日

「Marble」

不思議な糸が絡み合い
自然でも不自然でもない寓話が生まれる。
ただひたすら真っ白なキャンバスにイメージを乗せ
澄んだ球体に自然の音と愛を込め
繰り返し心を入れ、重ね、組み合わせ、そして、透明へと。

by Hiro.




ご紹介が遅れましたが、
11月16日より、SAYAKAさんのアルバム「Marble」が発売開始★です!
私は今回、ジャケットデザインを担当させて頂きました^^
SAYAKAさんの好きな種子島の自然と、
彼女の内に秘めた思いと願い、
愛すべき地球の美しさを・・・私なりに表現。・・・したつもり。
もちろんロゴもオリジナル♪(←1番のお気に入りです)
 「欲しい!」と言う方はこちらまでどうぞ↓

SAYAKA-official blog「波と唄う」

★お問い合わせ★

2013年11月18日月曜日

さり気なくフェミニン


 娘であり母であり、、または妻であって仕事人でもある、
そんな忙しい女性たち…。一日中、何度も何度も切り替えをし、時には厳しく、優しく、そして強い。けれども、誰にでもある、ふとした瞬間に見せる可愛(かわい)らしいしぐさや表情は、年齢に関係なく美しいものだと思います。
 「フェミニン」とは、そんな「女性らしさ」や「優しさ」を強調したファッション用語なのですが、広義の意味として「エレガンス」や「カジュアル」といった区切りにも同じ言葉が使われています。
 仕事や家事の忙しい合間をぬってのお出掛けや、リラックスしたい大人の休日には、どこかしら「品」のある女性らしいバッグをお勧めします。
 カジュアルな普段用よりも、少しだけ凛(りん)とした大人っぽい香りがするもの。例えば、シンプルでも金具に美しく上質のものを使っていたり、ステッチが見えない様に美しい縫製が施されていたり、女性らしい上品な柄や色使いであったり。硬さの無い丸みを帯びた美しいフォルムやさり気ない演出こそ、フェミニンそのものだと思うのです。
 日常から少しだけ離れ、楽しい時間を有意義に過ごすためのお出掛け。きちんと身支度を調え、鏡を見ながら洋服のバランスを再確認。そして、靴を履き、最後に持つのがバッグです。華美に飾り立てたものではなく、女性らしさや優しさを内に秘めたようなデザインのバッグを花束として手元に添え、あくまでも「さり気なく」自分だけの時間と共にフェミニンスタイルを楽しんでいただけたらと思います。
 
SOSAKUYA Miyazaki Guest House  Hiro.
 
 
 
 
画像にご協力頂いたのは、敬愛するY先生と、お嬢さんのHちゃん。
なんの画像加工も要らないくらい・・お肌もキレイで超〜可愛い〜♡
「フェミニン」なバッグ、とっても似合ってますよ^^



家族思いのY先生と、お姫様のように可愛いHちゃん。
また一緒に遊びにいらして下さいね♪



*「チマブエ・フェア」開催中*
期間中、ご購入の方にはチマブエ・オリジナルストールをプレゼント★
(数に限りがあります)