2013年8月3日土曜日

オブジェバッグ


外出から帰って、バッグはどう過ごしていますか?
中身を入れたまま、床に置きっぱなしだったり、
直ぐに箱に入れたりしていませんか?

バッグだって人と同じで、一日使うと疲れも出ますので、
次回使用時までは、中身を取り出し、軽くはたいて薄布でカバーし、
風通しの良いところに掛けてあげるのが、一番良いと言われています。

「”風通しの良いところ”と言われても、そんなスペース確保出来ない!」
そう言われる方がいらっしゃるかもしれません。
かく言う私も、そう思った人間の1人です。
そこで、使わない期間は、
「家用バッグ」にしてしまう事をオススメします。
次に使うまで、オブジェやカゴ代わりにして楽しむのです。

バッグは「モノを入れるもの」なので、いくらでも応用が利きます。
画像のように、アートフラワーを挿して飾り、
玄関に置くだけで、目を引くオブジェになります。
ぬいぐるみを覗かせても可愛いですし、
デザインによっては、置いておくだけで「アート」なモノもあります。
アートと見立てて、額縁の”縁”だけを使い、遠近法で1枚の絵として楽しむのも
面白いかもしれません。

小さい小物やお財布も、使わなくなったからと言って、処分してしまうのではなく
様々なアイデアで、お部屋を飾り楽しむ「素材」として考えてみても良いかもしれません。
そんな風に、モノを活かす事も、大人のオシャレの一つだと思います。

自分だけの空間作りに使う事で、モノの価値は何倍にも膨らみ、
あなたの想像力も、無限に膨らむのではないでしょうか。





先月の29日分記事。
そして、気がつけば・・・既に8月(汗)
もうすぐ秋です。
気が早いと思われるかもしれませんが、
お店には、秋物商品が入荷中です。
暑い夏をもう少し楽しみつつ・・(苦しみつつ、笑)
「秋風」を味わってみて下さい^^








2013年7月23日火曜日

唯一無二

使い込まれた味わいは
使い手の人柄さえも伺える。
ハードな外観とは違い、素肌のような柔らかさ。
強固なアンティークゴールドの金具。
切りっぱなしの「ヘリ」もまた、味わいのひとつ。

唯一無二。あなただけのヴィンテージレザー。
Vintage leather one and only




画像中央のウエストを
ボディバッグ風に、カッコ良く決めていた方を見かけました^^

大股で颯爽と横断歩道を渡ってた。
私は、運転中だった為、声はかけられなかったけど・・
思わず「カッコ良い!似合ってる!」
1人でつぶやいてしまった(笑)



2013年7月22日月曜日

自分でメンテナンス



良いデザインに出会い、触れて、デザイナーの感性が、
あなたと言う個性へ、贈り物として創造した一つのバッグ。
そんなお気に入りのバッグを、少しでも美しく保つ為、
お手入れ(メンテナンス)は欠かせません。

「革製品は手入れが大変だ」と思われがちですが、実は、至って簡単。
一番のお手入れ方法は「使う事」だからです。 
手の油分や適度な摩擦は、革を保護する意味でも大切。
毎日使う(触れる)ことが、ケアしている事にもつながるのです。
ですが、皮革表面は呼吸しているので、 
毎日使うと痛みも早まります。
人間の皮膚と同じように、酷使すると早期劣化の原因にもなりかねません。
それを防止する意味でも、
週に2日程度は休ませてあげる事で、より長く使って頂けると思います。

そうしたバッグのお休みの日には、まず、柔らかい布で乾拭きをし、
目に見えない表面の汚れを取り除きます。
次に、革にある油分を表に引き出すため、軽くブラッシングします。
長く休ませる場合は、
しっかりと成型(バッグの中身に新聞紙等で型を入れる。)して、
革専用のオイルを染み込ませてあげると、
栄養がいき渡り、より美しい艶を増してくれます。
*油分を入れてあげる事で、
次回の使用時、革への汚れを軽減する作用もあります。

バッグの手入れは、お肌のお手入れと基本は同じ。
同じだからこそ、何もしなければ、日焼けもしますし、シミも出来ます。
そして、生き物だからこそ、強く擦れば、傷もつきます。
日々のスキンケアと同じように、
お手入れ次第で、使いはじめよりも「美しい艶」がうまれるのです。





シンプルなオシャレは、
シンプルな「気配り」が大事なのだと思います。
そして、大人のスタイリングを楽しむには
少しの気配りと、
個性的で、大胆な着こなしが出来てこそ。なんじゃないかな〜^^

「バッグや、革製品のお手入れ方法、詳しく教えて!」
と言う方は、いつでもご連絡下さいね★
私流、超簡単なメンテナンス術、教えます!!


*画像のバッグは、クリードのボンサック↓
http://miyazaki-guesthouse.blogspot.jp/2013/05/blog-post_2.html
手のモデル、Yえちゃんの私物です。
Yえちゃん・・たまたま来てくれてありがとう(笑)


丁寧な時間

  
moquip  envelope
エンベローブ(封筒)シリーズの、
美しい二つ折りウォレット。
 「時を重ねる」美しさを表現した
味わい深い逸品です。
大切な人に手紙を書き、
丁寧に、シーリングワックスで封をする。
 そんなイメージ。
お財布の中には、大切な人への思いを入れて。
良いモノに出会うと、
丁寧に使いたくなります。
丁寧に使う事に気を配ると、
丁寧に時間を過ごす事が出来る。と思うのです。
どんなに忙しくても、
そんな時間の使い方を、心掛けていきたいですね。


2013年7月18日木曜日

スズメのコ


開店準備をすませてからの日課。

お湯を沸かし、珈琲を淹れる。
予定の確認や、気になる記事をチェックしつつ
ひとりゆっくり珈琲タイム。

・・・

ん?スズメ?
結構近くで鳴いてるな・・
玄関の辺にでも巣を作る準備かな〜?
・・・さして気にも留めず、
今度は、音楽を聴きながら、軽く冊子に目を通す。
仕事モードへスイッチを切り替えるのは、この少しの時間。

 あ〜シアワセ♪

・・・30分経過。



あれ?まだ鳴いてる?
さすがにおかしいな??そう思って、玄関へ見に行くと、



↓↓↓




ハニワの頭上に、スズメが!(笑)

鳴き止まないはずだ〜
けど、なにも頭の上に乗らんでもいいやろー!


それから窓を全開にし、彼か彼女か分からないコは、
無事、仲間の元へ帰って行きましたとさ★


面白ろ&可愛かった〜♪

2013年7月15日月曜日

好きの範囲



子供連れのお客さまが、子供さんに向かって
「どれが良いと思う?」と聞いている場面があります。
子供に聞いても・・と思われるかもしれませんが、
意外にも、的を得た答えが返ってきたりするものです。

モノを選ぶ時、私が大事だと思うのは、
まず、「好き」の範囲を決めずに選ぶ事。
子供のような柔軟な頭(直感)で受け入れる事。
バッグを機能性だけで見てしまっては、
「オシャレ」と少しズレてしまうかもしれません。
ただモノを入れるだけのものと決めつけず、
いろんな視点で見てみると、オシャレはもっと楽しめます。

人それぞれ「美しい」と思える瞬間は違います。
心地良いと感じる時間、空間。
好きな色使いや、肌触り、形、素材、雰囲気そのものまで。
細かく言うときりがないくらい「違い」があるものです。
でも、だからこそ「個性」があって面白いのだと思います。
機能的に創られたものだけよりも、
遊び心があるデザインは、見ているだけでも心躍りますし、
使う人の個性と重なって、更に意味のあるもの(個性的)になっていく。
オシャレって、そんな風に自由であっていいと思うのです。
子供みたいに、楽しむ事が大事なのだと。

一つのバッグを見てみても、
素材を創る人、皮を革に加工する人、デザインする人
形にする人、紹介する人、選ぶ人(バイヤー)
そうして、形になったモノを最終的に選ぶのが、
あなたと言う「個性」です。
モノを創ると言うことは、簡単にはいきません。
どの過程でも、何度も失敗を繰り返し、幾つもの工程を経て
一つのモノとして生まれる。
創り手が、使う人を「想像」して「創造」する。

個性と個性が向き合った時、新しい可能性のような輝きが生まれ、
あなたの「美しさ」や「個性」を
より引き立ててくれるのではないでしょうか。




と、常々思っています^^
拘る事は大事なのですが、凝り固まってしまうと・・
どうしても、いつもと同じような雰囲気に偏ってしまうんですよね。
新しいものを取り入れる時、用途や機能性ばかり重視するのではなく
デザインに「遊び心」のあるものがオススメ。
記事にも書きましたが・・
デザイナー達はその道のプロフェッショナル★
その素晴らしい感性を、あなたの個性と重ねて欲しいのです♪



ジュニアモデルは、ちぃくん♡
めっちゃ可愛い〜
「キレイだから、ピンクが良いよー」
と言ってます^^
そう!そうなんです!
年齢を重ねる程、キレイなモノ持たなくっちゃ!
さすが!分かってる〜(笑)




2013年7月14日日曜日

心のスイッチ


辛い時や悲しい時、
そして、様々な気持ちの置き場に困った時、
私を助けてくれたのが、カメラでした。
ファインダー越しに見るものはどれも
肉眼で見るよりも、ずっとピュア。
小さな落ち葉に出来る影、道路のひび割れ、
陽の落ちる時間の美しい夕空と、
暗闇に消えてしまうガラスの破片。
普段、目にもとめない「欠片」みたいなものさえ
「主役」になる。

なにかを探したくて、みつけたくて
何かと会話しなきゃいけない気がして 
撮れる時間を見つけては、
近くの海岸線まで車を走らせたな・・。


オンとオフのスイッチは、
自分の中にあるけれど・・
シャッターを切り、瞬間を拾うことで
上手く切り替えられてた気がします^^


今日はオフ。
スイッチは、ニュートラルで。