2013年8月6日火曜日

革バッグを洗う①


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お洗濯日和が多いこの季節は、バッグを洗うにも良い時期です。
水に弱いとされている革製品ですが、素材の特性を知れば、
案外、扱いやすいものだと思います。
以前述べたように「基本はお肌の手入れ同様」だからです。
革の色が薄く、色が抜けてしまったようになった上、
汚れのようなモノが縁についていたり、
持ち手部分が黒く変色したりと言う変化が見られる場合は
「洗い時」です。

今回は、一年程使って色味の薄くなった、
洗い加工のバッグを自宅で洗ってみました。
画像①は、洗う前。革表面のオイルが抜けて、
薄くなっているのが分かります。
このまま使っても問題はありませんが、
洗う事で、革本来の美しさを取り戻せるよう、
是非、挑戦して頂きたい作業です。

まず、バッグが浸かるくらいの桶(洗面器等)に、水を入れます。
中性洗剤を数滴垂らし、軽くかき混ぜておきます。
そこへ、バッグ全体を一気に浸けて濡らします。
一部分だけ濡らしてしまうと、シミの原因になるので注意が必要です。
浸けた瞬間に染料が溶け出し、バッグの色も濃く変わり、
不安になるかもしれませんが、大丈夫。(写真②)
この時点で大事なことは、外面と内面の汚れを落とすことです。
表の皮部分の汚れは、柔らかい布か専用ブラシで、撫でるようにさすり、
内面は裏生地が布の場合は、手やブラシ等で優しく擦ってあげて下さい。
その作業が終わったら、簡単に水気を切り、
逆さまにして水滴が落ちなくなる程度に自然乾燥させます。
次に、内側に紙等を詰めて、しっかり成型し、
風通しの良いところに置き、気長に乾くのを待ちましょう。(写真③)

素材の内側まで、しっかり乾燥するのに一週間程かかります。
次回は、乾いた後の仕上げについて。





最近では、バッグもクリーニングに出せるようになりました。
便利になったな〜と、思う反面、
思ったより簡単に出来るのに、もったいないな〜とも思う(笑)
素材によっては洗えないものもありますが、
革は「皮から革」になる段階で、洗っているので、
基本、大丈夫なのです^^
大切なのは、濡らした後の処置★
気になる箇所をキレイに洗い、水気を切った上で、
しっかり成型し、本来の形を革に覚えさせてあげる事で
新しい美しさが生まれます♪


*来週は、新聞休刊日の為、コラムはお休みです。
次回掲載は、8月19日になります^^

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