子供の小さい頃の絵や写真、初めてのお給料で買ったもの、
思い出深いモノは、何らかの形で側に置いておきたいものです。
長く使って頂けるとは言え、革製品(革)は生き物なので、
使えなくなる「その時」はやってきます。
オイル切れで表面が劣化し、ひび割れなどがみられると、
残念ですが・・バッグとしては使うことが難しくなります。
ですが、そんな時でも、金具であったり、ベルトのどこか一部分であったりと、
まだまだ使えそうな「呼吸感」が残っている箇所がある場合には、
思いきって、別のモノに形を変えてあげるのも良いかもしれません。
使えそうな部位が革ベルトだった場合、適当な長さにカットし、
キリ等で穴を開け、細い革ひもを通すだけで、簡易ストラップ・
キーホルダー・ネックレス等にリメイク出来ます。
薄く平らな部分である場合は、サイズを測ってカットし、
額縁の縁に、接着剤で貼付けてあげるだけで、オシャレなインテリアとして生まれ変わります。
私がこの仕事を始めた頃のお客さまが
「仕事を初めて最初にここで買ったバッグなんです」
そう言って、出張の途中に立ち寄ってくださり、10年ほど愛用したバッグを買い替え、
前のバッグを手放す事になりました。
そう言って、出張の途中に立ち寄ってくださり、10年ほど愛用したバッグを買い替え、
前のバッグを手放す事になりました。
見ると、革ベルトの一部分だけは、かすかに呼吸しています。
「この部分だけ切ってもらえますか?新しい鞄に入れて初心を忘れないようにしたいんです」
私はその言葉に感銘を受け、呼吸していた部分だけをカットし、簡単なキーホルダーに作り替えました。
新しいモノは次々に出てきます。定番も新作も、溢れるほど作られています。
大事に使うことは勿論、それまで使ってきたモノ達に対する敬意も込めて、
新しいものも大事にすることが出来れば、それまで生きたバッグ達は幸せなのだと思います。
*
大事に作られたモノを丁寧に選び、大事に使って下さる方に手渡す。
この仕事の喜びは、その時もそうなのですけど、再開の時が一番嬉しいのです。
「この部分だけ切ってもらえますか?新しい鞄に入れて初心を忘れないようにしたいんです」
私はその言葉に感銘を受け、呼吸していた部分だけをカットし、簡単なキーホルダーに作り替えました。
新しいモノは次々に出てきます。定番も新作も、溢れるほど作られています。
大事に使うことは勿論、それまで使ってきたモノ達に対する敬意も込めて、
新しいものも大事にすることが出来れば、それまで生きたバッグ達は幸せなのだと思います。
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大事に作られたモノを丁寧に選び、大事に使って下さる方に手渡す。
この仕事の喜びは、その時もそうなのですけど、再開の時が一番嬉しいのです。
◆
上の画像は、数年前のもの。
私が着けてるブレスは、このお客さまと同じ時期に買った同じバッグの金具で作った。
劣化した革部分は、どうしようもなく・・・処分してしまったけれど、
いろんな場所に一緒に行ったバッグだったから、そうする事がとても残念でした。
◆
小物に作り替える。
と言うと、難しそう〜と思われる方も多いかもしれませんが、超簡単!
例えば・・・
こんな端切れたち。
(使えなくなったバッグのポケット部分・ 長過ぎて切った革ベルトの余り・着なくなった洋服の可愛らしいボタンなどなど)
少し手を加えてあげるだけで、こうなります↓
ここだけの話・・・
記事を書いてから作ったので、全部で一時間弱くらいで出来ました!笑
アウトドアのカラナビは革を巻き付け、接着剤でくっつけるだけで可愛らしく大変身!
なんでも捨ててしまうのは簡単だけど、
少しの工夫で「端切れ」が「お気に入り」のモノになるって良いでしょ?
是非挑戦してみて下さいね★
SOSAKUYA Miyazaki Guest House Hiro.
SOSAKUYA Miyazaki Guest House Hiro.