2014年4月21日月曜日

本日のたとかーふ⑥

TATT CALF たとかーふ

昨日ご紹介したコンパクトなコインケース(お財布)
NANIWAYAさん、定番中の定番です^^
鮮やかな模様は裏面にも施され、
表面とは違った雰囲気も楽しませてくれます。
↓↓

裏面


ここで、京友禅について簡単に説明。

約8000種余りある柄の中から色味を厳選し、シルクスクリーン型で色湖を色の数だけ重ねあわせ刷っていく・・根気のいる作業と熟練の技が光る逸品です。その日の気温や湿度でも配合に違いがあるとか・・。
革の状態を見つつ、丁寧に蒸しながら色湖を定着させ、じっくりと時間をかけて色を入れます。色が綺麗に入ったら、余分な色湖を洗い流します。まさに京友禅そのものの工程なのです。



明治41年(1908年)の創業以来、私達はバッグ・小物と共に歩んできました。第二次大戦を挟み、昭和30年代前半(1960年代)までは、西陣織や友禅染など、主に京都でつくられた素材で袋物をつくってきました。戦後、女性がどんどん社会で活躍するようになり、服装も活動的なスタイルに変ってきました。それにつれて バッグも革製のものが求められるようになりました。私達も 皮革製バッグを中心に新しいバッグをつくることに、日本の美しさをかたちに したバッグを創りたいと思い、友禅染の技法を革に生かそうと考え 開発に取り組みました。熱に耐える革をつくる業界を超えたコラボレーションを通じて、皮 革友禅染“たとかーふ”(tattoo calf)が生まれました。 

◆浪速屋HPより◆ 

伝統、と言うと重〜く感じる方もいるかもしれないけれど、
存在するものの殆どは、時代と共に受け継がれているもの=「伝統」なのです。
使うことで、活かされ繋げていけるもの。
まずは、見て触れて、心で感じて欲しいと思います^^


以下、素材アップ。
ゆっくりお楽しみ下さい♪