2013年7月15日月曜日

好きの範囲



子供連れのお客さまが、子供さんに向かって
「どれが良いと思う?」と聞いている場面があります。
子供に聞いても・・と思われるかもしれませんが、
意外にも、的を得た答えが返ってきたりするものです。

モノを選ぶ時、私が大事だと思うのは、
まず、「好き」の範囲を決めずに選ぶ事。
子供のような柔軟な頭(直感)で受け入れる事。
バッグを機能性だけで見てしまっては、
「オシャレ」と少しズレてしまうかもしれません。
ただモノを入れるだけのものと決めつけず、
いろんな視点で見てみると、オシャレはもっと楽しめます。

人それぞれ「美しい」と思える瞬間は違います。
心地良いと感じる時間、空間。
好きな色使いや、肌触り、形、素材、雰囲気そのものまで。
細かく言うときりがないくらい「違い」があるものです。
でも、だからこそ「個性」があって面白いのだと思います。
機能的に創られたものだけよりも、
遊び心があるデザインは、見ているだけでも心躍りますし、
使う人の個性と重なって、更に意味のあるもの(個性的)になっていく。
オシャレって、そんな風に自由であっていいと思うのです。
子供みたいに、楽しむ事が大事なのだと。

一つのバッグを見てみても、
素材を創る人、皮を革に加工する人、デザインする人
形にする人、紹介する人、選ぶ人(バイヤー)
そうして、形になったモノを最終的に選ぶのが、
あなたと言う「個性」です。
モノを創ると言うことは、簡単にはいきません。
どの過程でも、何度も失敗を繰り返し、幾つもの工程を経て
一つのモノとして生まれる。
創り手が、使う人を「想像」して「創造」する。

個性と個性が向き合った時、新しい可能性のような輝きが生まれ、
あなたの「美しさ」や「個性」を
より引き立ててくれるのではないでしょうか。




と、常々思っています^^
拘る事は大事なのですが、凝り固まってしまうと・・
どうしても、いつもと同じような雰囲気に偏ってしまうんですよね。
新しいものを取り入れる時、用途や機能性ばかり重視するのではなく
デザインに「遊び心」のあるものがオススメ。
記事にも書きましたが・・
デザイナー達はその道のプロフェッショナル★
その素晴らしい感性を、あなたの個性と重ねて欲しいのです♪



ジュニアモデルは、ちぃくん♡
めっちゃ可愛い〜
「キレイだから、ピンクが良いよー」
と言ってます^^
そう!そうなんです!
年齢を重ねる程、キレイなモノ持たなくっちゃ!
さすが!分かってる〜(笑)