2013年7月23日火曜日
2013年7月22日月曜日
自分でメンテナンス
良いデザインに出会い、触れて、デザイナーの感性が、
あなたと言う個性へ、贈り物として創造した一つのバッグ。
そんなお気に入りのバッグを、少しでも美しく保つ為、
「革製品は手入れが大変だ」と思われがちですが、実は、 至って簡単。
一番のお手入れ方法は「使う事」だからです。
手の油分や適度な摩擦は、革を保護する意味でも大切。
毎日使う(触れる)ことが、 ケアしている事にもつながるのです。
ですが、皮革表面は呼吸しているので、
毎日使うと痛みも早まります。
人間の皮膚と同じように、 酷使すると早期劣化の原因にもなりかねません。
それを防止する意味でも、
週に2日程度は休ませてあげる事で、 より長く使って頂けると思います。
そうしたバッグのお休みの日には、まず、 柔らかい布で乾拭きをし、
目に見えない表面の汚れを取り除きます。
次に、 革にある油分を表に引き出すため、軽くブラッシングします。
長く休ませる場合は、
しっかりと成型( バッグの中身に新聞紙等で型を入れる。)して、
革専用のオイルを染み込ませてあげると、
栄養がいき渡り、 より美しい艶を増してくれます。
*油分を入れてあげる事で、
次回の使用時、 革への汚れを軽減する作用もあります。
次回の使用時、
バッグの手入れは、お肌のお手入れと基本は同じ。
同じだからこそ、何もしなければ、日焼けもしますし、 シミも出来ます。
そして、生き物だからこそ、強く擦れば、傷もつきます。
日々のスキンケアと同じように、
お手入れ次第で、 使いはじめよりも「美しい艶」がうまれるのです。
◆
シンプルなオシャレは、
シンプルな「気配り」が大事なのだと思います。
そして、大人のスタイリングを楽しむには
少しの気配りと、
個性的で、大胆な着こなしが出来てこそ。なんじゃないかな〜^^
「バッグや、革製品のお手入れ方法、詳しく教えて!」
と言う方は、いつでもご連絡下さいね★
私流、超簡単なメンテナンス術、教えます!!
*画像のバッグは、クリードのボンサック↓
http://miyazaki-guesthouse.blogspot.jp/2013/05/blog-post_2.html
手のモデル、Yえちゃんの私物です。
Yえちゃん・・たまたま来てくれてありがとう(笑)
*画像のバッグは、クリードのボンサック↓
http://miyazaki-guesthouse.blogspot.jp/2013/05/blog-post_2.html
手のモデル、Yえちゃんの私物です。
Yえちゃん・・たまたま来てくれてありがとう(笑)
2013年7月18日木曜日
スズメのコ
開店準備をすませてからの日課。
お湯を沸かし、珈琲を淹れる。
予定の確認や、気になる記事をチェックしつつ
ひとりゆっくり珈琲タイム。
ひとりゆっくり珈琲タイム。
・・・
ん?スズメ?
結構近くで鳴いてるな・・
結構近くで鳴いてるな・・
玄関の辺にでも巣を作る準備かな〜?
・・・さして気にも留めず、
今度は、音楽を聴きながら、軽く冊子に目を通す。
今度は、音楽を聴きながら、軽く冊子に目を通す。
仕事モードへスイッチを切り替えるのは、この少しの時間。
あ〜シアワセ♪
・・・30分経過。
あれ?まだ鳴いてる?
さすがにおかしいな??そう思って、玄関へ見に行くと、
↓↓↓
ハニワの頭上に、スズメが!(笑)
鳴き止まないはずだ〜
けど、なにも頭の上に乗らんでもいいやろー!
それから窓を全開にし、彼か彼女か分からないコは、
無事、仲間の元へ帰って行きましたとさ★
面白ろ&可愛かった〜♪
2013年7月15日月曜日
好きの範囲
子供連れのお客さまが、子供さんに向かって
「どれが良いと思う?」と聞いている場面があります。
子供に聞いても・・と思われるかもしれませんが、
意外にも、的を得た答えが返ってきたりするものです。
モノを選ぶ時、私が大事だと思うのは、
まず、「好き」の範囲を決めずに選ぶ事。
子供のような柔軟な頭(直感)で受け入れる事。
バッグを機能性だけで見てしまっては、
「オシャレ」と少しズレてしまうかもしれません。
ただモノを入れるだけのものと決めつけず、
いろんな視点で見てみると、オシャレはもっと楽しめます。
人それぞれ「美しい」と思える瞬間は違います。
心地良いと感じる時間、空間。
好きな色使いや、肌触り、形、素材、雰囲気そのものまで。
細かく言うときりがないくらい「違い」があるものです。
でも、だからこそ「個性」があって面白いのだと思います。
機能的に創られたものだけよりも、
遊び心があるデザインは、見ているだけでも心躍りますし、
使う人の個性と重なって、更に意味のあるもの(個性的)になっていく。
オシャレって、そんな風に自由であっていいと思うのです。
子供みたいに、楽しむ事が大事なのだと。
一つのバッグを見てみても、
素材を創る人、皮を革に加工する人、デザインする人
形にする人、紹介する人、選ぶ人(バイヤー)
そうして、形になったモノを最終的に選ぶのが、
あなたと言う「個性」です。
モノを創ると言うことは、簡単にはいきません。
どの過程でも、何度も失敗を繰り返し、幾つもの工程を経て
一つのモノとして生まれる。
創り手が、使う人を「想像」して「創造」する。
個性と個性が向き合った時、新しい可能性のような輝きが生まれ、
あなたの「美しさ」や「個性」を
より引き立ててくれるのではないでしょうか。
◆
と、常々思っています^^
拘る事は大事なのですが、凝り固まってしまうと・・
どうしても、いつもと同じような雰囲気に偏ってしまうんですよね。
新しいものを取り入れる時、用途や機能性ばかり重視するのではなく
デザインに「遊び心」のあるものがオススメ。
記事にも書きましたが・・
デザイナー達はその道のプロフェッショナル★
その素晴らしい感性を、あなたの個性と重ねて欲しいのです♪
◆
ジュニアモデルは、ちぃくん♡
めっちゃ可愛い〜
「キレイだから、ピンクが良いよー」
と言ってます^^
そう!そうなんです!
年齢を重ねる程、キレイなモノ持たなくっちゃ!
さすが!分かってる〜(笑)
◆
ジュニアモデルは、ちぃくん♡
めっちゃ可愛い〜
「キレイだから、ピンクが良いよー」
と言ってます^^
そう!そうなんです!
年齢を重ねる程、キレイなモノ持たなくっちゃ!
さすが!分かってる〜(笑)
2013年7月14日日曜日
心のスイッチ
辛い時や悲しい時、
そして、様々な気持ちの置き場に困った時、
私を助けてくれたのが、カメラでした。
ファインダー越しに見るものはどれも
肉眼で見るよりも、ずっとピュア。
小さな落ち葉に出来る影、道路のひび割れ、
陽の落ちる時間の美しい夕空と、
暗闇に消えてしまうガラスの破片。
普段、目にもとめない「欠片」みたいなものさえ
「主役」になる。
なにかを探したくて、みつけたくて
何かと会話しなきゃいけない気がして
撮れる時間を見つけては、
近くの海岸線まで車を走らせたな・・。
オンとオフのスイッチは、
自分の中にあるけれど・・
シャッターを切り、瞬間を拾うことで
上手く切り替えられてた気がします^^
今日はオフ。
スイッチは、ニュートラルで。
2013年7月10日水曜日
クラッチウォレット
piccino
上質なバッファローカーフに、
重厚感のあるクロコダイルを型押しした、
少し大きめのクラッチウォレット。
エアチケット、パスポート、
通帳、小さめの書類などを、ひとまとめに出来るサイズです。
お財布として使い、隙間にコンパクト&口紅をしのばせて、
これ一つで、お出かけもOK♪^^
そして何より・・
小物をひとまとめにしたいが為に・・
どーーしても、お財布が成長してしまう方にもオススメ(笑)
大きさは、これくらい↑
私だったら、スーツ着て「キリリ」と持ちたいですっ★
◆
画像のモデルは夏希ちゃん^^
「Hiroさん、写真撮ってー!」
そう言って、家族みんなで遊びに来てくれた時の1枚です。
今度は、外へ撮りに行こうね♪
東京戻っても、ちゃんと食べて大きくなってね^^
2013年7月9日火曜日
触れた記憶
数年前、商品をダンボールに積んで、
養護学校や、老人ホームを回り、外販をしていた時期があります。
当時は、まだ宮崎市内に慣れなくて
訳の分からないまま、あちこち営業し、それ故に反省の毎日でした。
老人ホームに行くと、品物を広げるそばから
おじいちゃん、おばあちゃんが、興味津々集まって来てくれます。
昼食を済ませた職員さん達が来る頃には
ちょっとしたギャラリーが出来ていて、
「綺麗な色ね〜」「すごく柔らかい!」「面白いデザインね」
そう言い合いながら、皆さん楽しそうに見て下さいました。
そんなある日の事。
商品を撤収しようと箱にしまっていると
1人のおばあちゃんが、小さい小銭入れを手に取って離しません。
気に入ってくれたのかな?と思い、話しかけてもニコニコ笑っているだけ。
「おばあちゃん、気に入ってしまったみたいです」
職員さんに告げると
「あのおばあちゃんは、目も見えんし、耳も聞こえんのよ」
そう、教えて下さいました。
職員さんが、おばあちゃんの肩を抱いて、手にゆっくり文字を書く。
「か・わ・い・い・こ・ぜ・に・い・れ・よ」
そして、おばあちゃんは、少しの言葉と手話で返す。
それによると、昔持っていた物に手触りが似ていたのだとか。
触れた記憶が甦ったのですね。
あの時の嬉しそうな表情は、今でも忘れる事ができません。
この日の出来事は、
「バッグや小物は、外出時に使うもの」と言う
私の勝手な概念を覆す出来事でした。
質の良い素材は、手に触れるだけで心地良いものです。
写真や画面上では分からないし、
どんなに巧みな言葉で表現しても、
「触れた感覚」には適いません。
革製品に馴染みはなくても、まず、触れてみて
「指先の感覚」を楽しむ事から始めて欲しいです。
*
あのおばあちゃんの笑顔に教えられて、
九年程経ちました。
今では、外回りをしなくなりましたが、
あの頃にお世話になった、職員さん、先生方、
そして、利用者さんのご家族の方は、
今でも時々、お店に遊びに来て下さいます。
本当にありがたい事です。
たくさんの事を教えて下さり、
どんなに疲れていても、笑顔で対応して下さった皆様に
この場を借りて
「本当にありがとうございました。」
そして・・・お名前は出せませんが
天国へ逝ってしまった、あの時のおばあちゃんへ
「大切な事を教えて下さって、本当にありがとうございました。」
「大好きだよ!」
2013年7月6日土曜日
あなたを想う
8th Anniversary 期間中
お会いできた、全ての方へ・・
たくさんの出会いがあって
たくさんの再開を喜べた事、
心より感謝致します。
「ありがとうございました」
*
Mちゃん連れて遊びに来てくれた、めいぷるさん^^
本当は、もっとゆっくりお話したかったです!
次回はMちゃんリクエストの、
「メロン」用意して待ってます★(タイミングが合えば・・・笑)
本当にありがとうございました。
*
遠いところ遊びに来て下さったT森さん、T田さん!
一緒に(紙面に)載れて嬉しかった(笑)
私が海外へ行くときは、必ず連絡しますから〜!
(ひとつ楽しみが増えた♪)
楽しいお話、ありがとうございました。
*バッグのシミの件、どうだったかな・・・?
分からないときはいつでも連絡下さい!
*
「この子を連れて帰ります!」と、
ピッチーノショルダーを気に入って下さったK.Kさん^^
その子はとっても良い子です♪
長〜く愛してあげて下さい。
里帰り(メンテナンス)いつでもお待ちしています。
本当にありがとうございました。
*
「今日は、呼ばれたような気がして・・思い切って来てみました!」
そうおっしゃって、たくさんお話して下さったA.Wさま。
出会いって不思議ですね^^
何処で何がどう繋がってるか分からない。
でも、だからこそ面白いのですよね。
ボクゥのお花畑バッグの「その後」の話を
是非聞かせて下さい♪
本当にありがとうございました。
*
「来んとHiroさんに怒られると思って〜」
もぉちゃん、そんなことねーよ(笑)
でも、会えて嬉しかったです^^
急いでたのにありがとね★
今度はゆっくり語ろうね〜
ミキアモキップ、持って来てね〜
本当にありがとうございました。
*
DMを見て、お友達のお財布やバッグを見て、
そして・・・記事を見て(汗)
ご来店下さった全ての方へ。
「本当に、ありがとうございました」
大切なあなたが、いつも笑顔で居られますように。
Thanks so much
SOSAKUYA Miyazaki Guest House. Hiro
宝探し
きっといつか、叶えよう。
◆
忘れっぽい私は・・・基本、計画性がありません(笑)
ほぼ、その時の勢い・・・と言うか、
細切れにしか計画出来ない。
とんでもない夢はあっても、(←デカすぎて言えません)
そこに辿り着くまで、なにをどうして良いのか
膨大過ぎて分からない。
でも、諦めるつもりもない。
そんな・・どうしようもない人間です。
けれど、一つだけ言えるのは
「挑戦しないうちから諦めない」
と言うこと。
失敗するのが怖いとか、
絶対に無理だとか、やらないうちから言わない。
誰にも出来ない事をやった人が居るから
いま、こうして私たちがいる訳で、
その人だって、同じ人間。宇宙人じゃない。
すごい人はいっぱい居るけど、
その人達だって、
最初の一歩は怖くて仕方なかったかも知れない。
・・きっとそうだったんだと思う。
偉業を成し得た人々の一歩は、
その功績の陰に隠れて見えないから・・想像でしか無いけど。。
いくつになっても、
自分の夢をずっと諦めないでいたい。
そうある事で、思考も変化していくはずだから
(歳もとっていくし・・・汗)
その都度、新しい細切れな計画を立てて、楽しみたい。
ひろーーーーーい砂浜に埋もれた、ピッカピカの宝物を探す★
そんな、大変だけど楽しい宝探しをするみたいに、
ず〜っと、何かを探し続けて生きれたら良いな。
独り言でした^^;
2013年7月4日木曜日
水中花
michiamo
花模様が美しいお財布3型
水の中で花が舞うような・・
何とも言えない色合いが、素敵です。
*
水彩画を描くとき、
パレットで色が混ざらないように
こまめに筆を洗います。
透明の水に、絵の具が付いた筆を入れると、
絹糸が風に舞うような、美しい形を作るのですが、
まさに、その瞬間こそが「美しいな〜」と思ったり。 ^^
何色もの色を、思い思いに水で溶かし
花びらのような模様を描く。
そんな素敵な偶然が形になったような・・。
このお財布を見て、そんな事を思いました。
*
素材アップ↑
一番美しいと思う瞬間を切り取った
「いち枚の絵」を手にする。
そんな、幸せを感じられる時は、
手の動きも、何気ない仕草も、
きっと・・美しく変わるのだと思います。
2013年7月2日火曜日
2013年7月1日月曜日
私の居場所
五十年程前、ハンドバッグの専門店を父が創業しました。
物心ついた頃には、いつも、革のバッグが身近にあり、
特に何も感じない、家族のような存在。
私は、絵を描いたり、何かを作ったりするのが大好きな子供でした。
それなりに夢もあり、自分の未来を思い描いていたところ、
家業を継げと諭され、この道に入ったのです。
本意ではなかった為、毎日毎日仕事が嫌で仕方ありません。
夢の為、県外に行った友人達の事を羨ましく思う一方、
夢の為、県外に行った友人達の事を羨ましく思う一方、
自分の置かれた立場を恨んだりもしました。
自分の仕事が嫌いなまま、三年程経ったある日、
自分の仕事が嫌いなまま、三年程経ったある日、
いつものように一つひとつバッグを磨いていると、
突然、指先から掌に触れた革の質感と、独特の香りに、
電気が走ったような衝撃を受けました。
「これは、私の天職かも知れない」
「これは、私の天職かも知れない」
どこからともなく、そんな心の声が聞こえたような気がして。
その瞬間から、私は、今の仕事が大好きになったのです。
もちろんバッグ(革)も、特別な存在へと変わりました。
それまでは、夢や目標が奪われたと勝手に思っていたけれど、
もちろんバッグ(革)も、特別な存在へと変わりました。
それまでは、夢や目標が奪われたと勝手に思っていたけれど、
夢や目標って、与えられたり奪われたりするものではなく、
自分自身で探して、見つけていくものなのですね。
自分自身で探して、見つけていくものなのですね。
そうして、少しずつ自分を創っていくと言うこと、
今は分かる歳になりました。
お店の名前でもある「創作屋」は、父が付けたもので、
お店の名前でもある「創作屋」は、父が付けたもので、
そう言う意図があるかどうかは、改めて聞いた事はありません。
ただ、デザイナーやアーティストと呼ばれる人だけが
ただ、デザイナーやアーティストと呼ばれる人だけが
「創作」する人間なのではなく、
誰でも自分自身を「創作」していくもの。個性を大事に輝いて欲しい。
と言う願いが込められているのだと、
私なりに理解しています。(違うかもしれませんが)
等身大の自分である為に、今のお店では、
等身大の自分である為に、今のお店では、
自分で絵を描いてディスプレイしたり、
什器も、作れるものは作ります。
小さい場ではあるけれど、
小さい場ではあるけれど、
私なりに幼い頃の夢は叶っていると感じています。
これから、お店にいて思う事、革バッグ・小物のお手入れ方法や、
これから、お店にいて思う事、革バッグ・小物のお手入れ方法や、
自分らしい飾り方等を、楽しく紹介していこうと思っています。
◆
以上、今朝の新聞記事の原文です。(笑)
文字数内にまとめるって、思った以上に難しかった〜^^;
デザインやってる方が気が楽だよ・・・。
記事を読んで、カボチャとトウモロコシ持って駆けつけてくれた
親戚のおばちゃん、ありがとう(笑)
メールくれた先生方、ありがとうございました。
そして、記事書いたにも関わらず・・・新聞取ってない私に、
わざわざ新聞持って来てくれた、みきちゃん、Thank you★
SOSAKUYA Miyazaki Guest House Hiro
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