2013年9月27日金曜日

ミキアモ・ソフトキップ & A.W 新作フェア

◆ こだわりの「黒」 michiamo ソフトキップ & A.W Collection ◆

10月 4日(金曜)〜12日(土曜)
*営業時間*am11:00〜pm18:00 
期間中は、日・月曜も営業しております。

*尚、10月 3日は、準備のためお休みとなります*


上質の仔牛革を使い、洗練されたデザインで仕上げ
細部まで職人の手仕事が光る逸品。
余計な装飾はなく、革のみで作り込まれたバッグ達が揃います。
宮崎では「初!」の開催となります!
 
ミキアモデザイナーは、バッグ業界の『巨匠』
1つは持っていたい「黒」だからこそ、
トレンドに流されない上質な物を選びたいですね。
物の本質に触れ、感性を磨くも良し、
一目惚れして、連れて帰るのも良し(笑)


皆様にお会いできるのを心より楽しみにしています。 






SOSAKUYA Miyazaki Guest House  Hiro.













今回のDMは、円形デザインの美しさが光るミキアモのバッグにちなんで・・
デザイナーさんの溢れる才能(頭の中)をイメージしてみました。
幾つもの丸がランダムに重なり合って、まるでシャボン玉みたいでしょ?^^
バッグのイラストは、もちろん手描きっす★

店内は、秋らしく黒メインのラインナップ。
新作のカラフルなモノに加え、
シックで品のあるミキアモのキップが引き締めてくれます。
一緒にいる時間が長くなればなる程、手放せなる事必須です。
普段使いのカジュアルラインも良いけど、
年齢を重ねる程、良いモノを、品よく持ちこなせるとカッコ良いですよね〜♪ 




 

2013年9月26日木曜日

自然の影絵

葉っぱに空っぽのグラスが、影を見ると一輪挿しに。

陽射しも和らぎ、夕刻の日陰が長く延びているのを見ると、
思い出すのは子供の頃にした影踏みです。

私は、影というのは
「一日中色んな姿に変化して楽しませてくれる一番身近なアート」
だと思っていて、自然の影絵と呼んでいます。
沈みゆくオレンジ色の太陽を背に、
青々した緑が切り絵のように切り取られる様は
自然の芸術作品だと思います。

お店で、バッグや小物をディスプレイする時にも、
商品を置く際に気にするのはライトを当てて出来る影の部分。
明るいライトと相対し、暗い影には存在感があると思うのです。
影を作るには、色鮮やかな花々、美しく装飾されたオブジェ等、
なにも特別なものである必要は無く、
どの家庭にでもあるような・・
机や椅子であったり、時計であったり、グラスであったり。
むしろ、そんな日常の物の方が、その物の魅力を再発見出来て楽しいものです。
わざわざライトを当てずとも、お天気の良い日、光が射す事を考えながら、
色んな場所に配置してみると、意外な形が見られます。

静かに影を気にすると・・時間の流れも緩やかに感じられます。
時には、有限な物体としての綺麗さよりも、
無限の美しさにロマンを感じながら
自分だけの小さなアート(影絵)で、深まる秋を味わうのも粋かもしれません。





散歩でみつけた「アート」光が当たった部分だけが色付いてた。

幾つくらいからでしょうか・・
普段から・・誰にも見つからない様な部分をみつけては、
こっそり喜んでいました(笑)

実家の屋根に登り、ゴロンと横になって空を眺めると、
でっかい雲が、影を作って身体の上を横切っていく。
ここに居ると言う事は、光と影が全部証明してくれているんだ。。
「人間なんてスッゲーちっぽけだな〜」
な〜んて、中学の頃思ってた。

影絵の第一人者、藤城清治さんの世界観も大好き。
影は、存在そのもの。人間は装飾するものではなく、
回りに描かれてる世界こそが美しく彩られるべきものなんだ。
彼の作品を見てそう思った。
子供の頃観た切り絵の人形劇・・目の前に映ってるモノクロームの世界に、
自然と着色しながら映像として楽しんでいた自分がいたりして。


部屋に居て、外を眺めるだけでも、
近所を散策するだけでも「アート」は、たくさん転がっている。
そんな風に考えるだけで、
「芸術の秋」を、もっと楽しめると思います^^

2013年9月17日火曜日

自分の艶を愛おしむ

ご近所に、80を過ぎて尚、キラキラと輝いているステキな方がいらっしゃいます。
年を重ねる事を、心から楽しんでいるようで、私にとっては憧れの存在です。
写真を撮るのが好き。お祭りのひょっとこも好き。珈琲は一日一杯。自称、着道楽。
明るくて楽しくて、その場に居るだけで、場の雰囲気が明るくなります。
いつも、楽しむ事を軸に考え、決して無理をしない。歳を意識しない自然体なオシャレも素敵です。

革製バッグの経年変化は、使い込んだ「艶」を楽しむもの。
人生を楽しんでいらっしゃる方のように、過ごした時間分の美しさがあるものです。
商品として生まれたてのバッグは、新しいだけに魅力的ですが
まだまだ未完成なものなのだと思います。
バッグも小物も、実際に使われて初めて「完成」と言えるのです。
そして、使っていくうちに味わい深い色艶を増した頃が、
デザインと革本来の美しさの絶頂期で、
そこに到達させるのは、紹介する私たちではなく、実際に使う方なのです。
年齢を重ねる事を楽しむように、手元で少しずつ変化していくモノ自体を愛おしむ。
毎日を、輝きのあるものにする為のヒントは、意外に身近なモノの中にあるのではないでしょうか。

例えば・・・青空に浮かぶうろこ雲に一筋の飛行機雲が線を描き、
次第になじんでいくように・・・
経年変化とは、自然の輝きを自分らしく染めあげるもので、
本当に美しいものは、その変化こそが美しいものだと思います。





昨日は敬老の日でした。
私にはもう祖父も祖母も居ませんが、
お会いしてない方の中にも、この記事に書いたおばあちゃんも、
素晴らしい方々は、本当にたくさんいらっしゃる。
いつの間にか・・
自分の親が、自分の子供に「敬老の日」を祝ってもらう事が当然のようになっていて、
いつの間にか、
自分もいい大人になって、今の自分と同じ思いをしたであろう母の気持ちを思い、
何故か切なくなったり。
泣いたり笑ったり、一喜一憂の毎日こそが、
自らに「艶」を持たせてくれるであろう全ての源泉で、
溢れる艶は、次の世代へ繋ぐための証となるのだと思います。


記事を見て新聞社に問い合わせ、
「良い記事だった!自分の事が書かれているようで感動したので、書いた本人に直接お礼が言いたい」と、会った事もない私に電話を下さったOさま。
私の方こそ本当に、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

どうかそのまま艶を増していってください★

2013年9月11日水曜日

流れを創る

新しい事を始めよう
流される私でなく
流れを作って伝えよう




夏生まれのくせに夏が苦手な私。
酷暑をすぎ、過ごしやすくなったと同時に、
冬眠から目覚めたクマの如く、活動開始しています。笑
毎日が制作制作制作制作制作制作・・・
あ、そして新作バッグも入荷中です(汗)

月末〜来月中頃までには、
色々な事をご報告出来ると思いますので、
お楽しみに!


画像は9月に入ったらアップしようと思っていたもの。
以前作った待ち受けです^^
改めて見ると、イラストのラインが粗くて恥ずかしいのですが・・
そこは写真でカバーして(ハハハ)

その時々に、その瞬間に、
自分史上最高だと思える物を創り出していけると良いな〜♪



2013年9月4日水曜日

思い出のお店(学生編)

自宅から一時間程離れた高校に通っていた頃、
学校帰りの寄り道がとても楽しみでした。

優しいおじいちゃんとおばあちゃんが営んでいた、
小さなコロッケ屋さん。
カッコ良い女性店員さんが雰囲気のある
ウィンドーディスプレイをしてた、オシャレなブティック。
お腹が空いた時によく行った、
裏メニューのドーナツが絶品の和菓子屋さん・・。
ちっちゃな小物がいっぱいあって
時間を忘れて友達と見入った雑貨屋さん、等々。
思い出のお店は、時間が経っても鮮明に心に残っているものです。

業種は違えど、それらのお店に共通することは、
居心地が良かったことと、お店の人が親切だった事。

当時は深く考えもしませんでしたが、
自分がお店に立つ人間になり、
迎える側になって初めて・・どの方も、情熱を持って
「自分らしさ」を表現していらっしゃったのだと思えるようになりました。
日々、自分の中から沸き上がる、小さな「ワクワク」を沢山集めて居たのだろうと。

季節と時間は流れ、時代も変わり続けるけれど、
お店は、少しの幸せ感や、ワクワク感を提供出来る、
居心地の良い場でなければな。と、
秋の訪れと共に店内のディスプレイを変えながら思いました。








 
と、記事には書きましたが・・
実は・・・

優しいおじいちゃんとおばあちゃんのコロッケ屋さんは、
学校帰りと言うよりも、学校途中に行ってた。
休み時間に、学校裏のフェンスを越えて。(←既に時効ですが、やってはいけません)
だって・・授業中に良い匂いがするんだもん。行きたくなりますよね^^;
通っているうちに、すっかり打ち解けて
お二人と色んな話をするようになった。
優しい二人が大好きで、
なんとか一杯売ってあげたくて・・一念発起★
(美味しいのに、一日数個しか売れてなかった)
数人でコロッケチームを作り、
二時限目辺りから学校中に注文書を回せるよう手配。
全学年から注文をとって、無駄がないように受注生産に切り替えました^^;
そのうち・・人気が出て、数が売れるようになり、 
先生方も認めざる終えなくなってしまい、
その後めでたく、学校公認の業者になりました!(笑)

女性店員さんのブティックは、
ディスプレイもシンプルで良かったけど(コムサだったし)
当時「創作屋」の近所にあり、行きやすかった。
その方の休憩時間に合わせ、
控え室でケーキ食べるのが密かな楽しみでした。(←食い気です)

和菓子屋さんは、学校と家の中間にあって
毎日のように寄ってました。
安くて美味しくて、本当に居心地が良かった。
玄関を改造?したような売り場スペース二畳分くらいの小さなお店で、
座る所もない為、当然のように立食(笑)
馴染みになると、おばちゃんが麦茶や余り物のお菓子をくれるようになって・・
そんなある日「おやつに作りすぎた」と出してくれたドーナツが絶品★★★ 
私は、「おばちゃん、これ、絶対売れるって!」と、商品化を勧め
「知る人ぞ知る」裏メニューとして、その後、学生の間で人気を博しましたとさ!

楽しかったよな〜♪

こんな・・どうでも良いような話なら一晩中でも語れます(笑)