シンプルなペンも、革を巻くだけで握り心地も柔らかくなり、書きやすくなるものです。革を薄く漉(す)いたりといった難しい作業はしなくても、直線縫いで簡単にできる「革巻きペン」の作り方をご紹介します。
①シンプルなペンを用意。
②キャップの出っ張った部分を折り取り、紙を当て、 キャップと本体の型紙を作ります。( 縫いしろは3ミリ程が縫いやすい)型に沿って革をカットします。 市販のカッターを使い、定規をしっかり押し当てて切り取る( 曲がらないように注意)。縫う部分に目打ち( 針を通す部分に穴を開ける作業)をする。 これも定規を押し当てながら3㍉等間隔で開けていきます。
③2本の針に1本の糸を通し(2本取り) ミシン縫いの要領で交互に縫い進めていきます。 縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。 縫い終わりは糸を短くカットし縫い合わせに糸を挟んで接着剤で固 定します。
仕上げに、縫い目を固定するため金づち等で軽く打ち付け、断面( コバ面)をサンドペーパーで整えると、 見た目もキレイに出来上がります。
どこにでもあるボールペンも、工夫次第で特別な1本になります。 革やステッチを変えてみたり、ペン自体を変え、 デザインを工夫するのも楽しいかも知れません。 大切な人への贈り物にいかがでしょうか。
②キャップの出っ張った部分を折り取り、紙を当て、
③2本の針に1本の糸を通し(2本取り)
仕上げに、縫い目を固定するため金づち等で軽く打ち付け、断面(
どこにでもあるボールペンも、工夫次第で特別な1本になります。
完成図↓
手前にあるのが、どこにでもあるボールペン。これが結構書きやすい^^
キャップの部分だけを接着し、本体はキツメに型を取って縫ってしまえば、何回でも差し替え可能です。ただのボールペンが・・・一気にオシャレに大変身♪
「えーーー!これだけの説明じゃ分からない!」と言う方は、気軽にお問い合わせ下さい。(文字数が決まっているため、説明は最低限に抑えてあるのです・・汗)
そして・・
撮影用に作った、画像手前の赤い革巻きペンを希望者にプレゼント★
来店時に「ブログ見てきました!」と言って頂ければ分かりますので、お気軽に〜♪
ただし!二本のみ(もう1本は色違い)となりますので、早い者勝ちですよ。笑