2013年6月18日火曜日

sanagi


羽を広げる前の
大事な大事な最後の時間
最後の一瞬

いつも見守ってくれているあなたへ
お返しは「sanagi」のように。

じっと「待つ」ことも教えてくれた背中へ




大好きな祖母は、
私が遊びにいくと、いつも
「Hiroちゃん!ガンバレ!ガンバレ!負けるな!負けるな!」
そう、大きく手を振り下ろしながら言ってくれました。
何度も何度も。
当時は、それが当たり前のように感じたけれど、
祖母が亡くなった今、その言葉に
どれだけ沢山の想いと願いが込められていたのだろうと
改めて、思います。



危篤の祖母を見舞った時、
小さくなってしまった背中をベットの中で丸め、
風が抜けるような、微かな息しかしていなかった。
大切なものが、今にも消えてしまいそうだと言う寂しさと
なにか、大きなものに包まれているような神々しい感じが
縮んだ背中から伝わってきました。
「死ぬんじゃないよ」「生まれ変わるんだよ」
そう言ってるような気がして。
祖母とは、会話する事も出来なかったけど、
手を握り、身体を拭き、話しかける事で、
元気な頃の祖母の声に触れられた、と思っています。
この画像のテーマは「蛹」
美しい羽を広げる前の「蝶」をイメージしたもの。
今でも、いつも直ぐ傍に居てくれる
大好きなちえこばあちゃんへ。


「ばあちゃん、いつも傍に居てくれてありがとう。」